仙台育英高校さんの優勝で、昨日を持って第104回全国高校野球選手権大会が幕を閉じました!
悲願の東北勢、初優勝の瞬間を画面越しではありましたが目に焼き付けることが出来ました(><)
中でも特に印象的だった2つをピックアップしました!
1つ目は、7回の裏に満塁ホームランを打った岩崎選手
昨年の6月に運動誘発ぜんそくや食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎など合併症を併発されて1カ月間寝たきりの状態となり、毎日のように吐き気と闘っていたそうです。万全の体調で練習に合流できたのは今年の6月で、宮城大会ではベンチメンバー外でした。
そこから背番号14を勝ち取り、決勝戦ではあたり千金の満塁ホームラン! 本当に勇気をもらいますね!
2つ目は、須江監督のインタビュー
今年の3年生は入学した時から、新型コロナウイルスの感染に翻弄されてきました。それを乗り越えての優勝。3年生にどんな言葉をかけたいですか。という質問に対し
入学どころか、恐らく中学校の卒業式もちゃんとできなくて。高校生活っていうのは、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違うんです。青春って、すごく密なので。でもそういう事は全部ダメだダメだと言われて。活動しててもどこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で。でも本当に諦めないでやってくれた事、でもそれをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて、全国の高校生のみんなが本当にやってくれて。例えば、今日の下関国際さんもそうですけど、大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから、どんな時でも諦めないで暗い中でも走っていけたので。本当にすべての高校生の努力の賜物がただただ最後、僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います。
最後の「本当にすべての高校生の努力の賜物がただただ最後、僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います。」この言葉がすべてで、全国の高校球児やその保護者とご家族、関係者の皆さまが救われたのではないでしょうか。
野球の技術はもちろんですが、こういった【人としての在り方】や【想い】を日々伝えているかが大切な事だと改めて感じさせられました。